

フルハイビジョンスクリーンとは、シアターハウス独自の表面処理にて作られたスクリーン生地です。フルハイビジョンスクリーンと従来のスクリーン、これらのスクリーンの決定的な違いは「モアレ」が出るか、出ないかという事でしょう。従来のスクリーンは、以下の条件が1つでも当てはまるとモアレの発生確率が非常に高まります。

中でも注意するのが、フルハイビジョンのプロジェクターです。現在フルハイビジョンプロジェクターは非常に人気があり、フルハイビジョンのプロジェクターが各メーカーから販売され始めるとシアターハウスには、以下のような問い合わせが増えました。
''フルハイビジョンのプロジェクターに変えたら、何か模様(モアレ)が発生するのですが…''
''どうしてもモアレが発生してしまいます。なんとかならないでしょうか''
そうです。フルハイビジョンプロジェクターに変えたことで、映像が高精細になりましたが、 代わりに高精細な映像がスクリーンと干渉し「モアレ」が発生してしまったのです。
実は、モアレが出てしまった場合でも、わざとプロジェクターのピントをずらす事によってモアレを回避する裏技があります。モアレの発生により仕方なくこの方法で使っている方は多いでしょう。

しかしこの方法でプロジェクターのチカラを最大限に引き出していると言えるでしょうか。せっかく高いお金を払って買ったプロジェクターなのにもったいない使い方だと私は思います。
そこで、モアレの出たお客様に当店のハイビジョンスクリーンを使っていただいたところ、すべてのお客様から「モアレがなくなった」と、報告ををいただきました。2007年の3月からフルハイビジョンスクリーンの販売を開始していますが、現在のところ1件もモアレ発生の報告はございません。
ピントをずらす事なくフルハイビジョンプロジェクターのチカラを最大限に引き出す事ができるスクリーン。それがフルハイビジョンスクリーンなのです。もちろんフルハイビジョンのプロジェクターではない場合でも、このフルハイビジョンスクリーンがオススメです。
モアレとは、プロジェクターから映される映像(ドットピッチ)とスクリーン織目模様が干渉しあい、それにより等高線のような縞模様が見える現象です。モアレといっても、条件の違いによって様々な模様が出てきます。ほんの一例ですがモアレを実際に再現してみました。


特に、パソコンの画面表示や、海や空、芝生といったようにシンプルな映像の場合にモアレというのは目立ちやすくなります。
現在お使いのもので、上の写真にあるような模様(モアレ)が少しでもでてないでしょうか。プロジェクターのピントを動かして、その模様(模様)が見えたり見えなくなったりしたらそれは間違いなくモアレです。
特にプロジェクターを買った際についてくる、おまけのスクリーンは、スクリーン生地の織目がとても荒く、そのためプロジェクターのドットピッチと干渉しモアレの発生確率が高いです。
シアターハウスには、モアレが一切発生しない、フルハイビジョンスクリーンがございます。もしよろしければシアターハウスのフルハイビジョンスクリーンをお試しください。
従来の生地と比べて一番の違いは、やはり映写面の表面に織目がない事でしょう。 生地表面に織目がないので、プロジェクターとスクリーン織目のピッチがあったときに 発生してしまうモアレは一切発生しません。

生地を拡大してみると、生地の網目の出方がよくわかります。 左の生地が従来の生地で右側が新しく開発された新スクリーン生地HDです。 この網目がモアレの原因となるのです。
平面性の向上また今回の生地は平面性が向上しています。何をしたのかというと生地の組織を変えており、 そして材料の一つであるフィルムの素材も見直し、比重の軽いものを使用しました。 それによりスクリーン生地全体が軽くなり、それにより平面性がよくなりました。 以前は1m×1mあたり433gあったのですが、新しいスクリーン生地HDは333gで 約20%軽くなっております。
メリハリのある映像を映し出すフィルムを変えた事で、生地の表面の感じも従来のものと比べると違いがあります。 今までのものは、表面が平らに近かったのですが、新しいフィルムは表面に微細なシボが 無数にあります。この微細なシボが映像に変化を与え従来のものと比べて映像の コントラスト感が高くなり、メリハリのある映像を再現してくれるでしょう。

左が従来の生地、右が新スクリーン生地HD となっていますが、拡大写真だと表面の感じがわかりやすいと思います。 左がほぼ平面なのに対して、右は微細なシボが多くある事がわかります。
なめらかでしっとりとした映像コントラストの他にも生地の表面処理が変わったことでテカリが抑えられ、ギラギラ感のない、 しっとりとしたなめらかな映像を再現してくれます。下の写真は、左が以前の生地、 右が新しい生地HDです。参考までにご覧ください。
写真をクリックしてみていただけると、 暗部の諧調のなめらかさ、 しっとりとした感じがでているのがわかりやすいです。クリックして拡大してご覧ください。
これは画質とは関係ありませんが新スクリーン生地HDは非塩ビであり、 燃やしてもダイオキシンなどの有害物質は発生しません。地球に優しいスクリーンと言えます。
やはりフルハイビジョンのプロジェクターとの相性がいいでしょう。 モアレが発生せずコントラストも高くなるので、フルハイビジョンプロジェクター本来の 高性能なチカラを十分に引き出してくれます。
シアターマットHDとホワイトマットHD当店でホームシアター用としては、「シアターマットHD」と 「ホワイトマットHD」の2種類を取り扱っております。スクリーン生地選びは、 お使いになるプロジェクターなどいろいろな事を考えて選ぶこともありますが、部屋の作りでスクリーン生地が決まります。

リビングシアターであれば、シアターマットHDがよく、シアター専用ルームであればホワイトマットHDが よろしいかと思います。以下簡単な説明になります。
シアターマットHD --リビングシアター向け--
壁、天井が白であれば、リビングでなくともシアターマットHDがおススメです。というのは、壁、天井が白いと、どうしてもスクリーンに映し出された映像の光が壁、天井から反射して映像に戻ってきてしまい、黒が黒らしく表現されないなどの悪影響を与えます。
シアターマットHDにすると、その影響が軽減されて黒が黒らしく表現できます。映画を見るときなどは、暗い場面が特に多いので、相性が特にいいです。もう少し、詳しいことを知りたい場合は、下の「シアターマットHDの詳細」をご覧ください
ホワイトマットHD --シアター専用ルーム向け--
映像の良さを、こだわるのでしたら、迷光を極限まで抑えるために壁、天井、そして床まで、黒っぽくします。このような部屋は、リビングでは家族の意見もあって難しいので、シアター専用ルームでないと実現は難しいです。
こういった、迷光が極限まで抑えられたシアター専用ルームだと、ホワイトマットHDはチカラを発揮します。ホワイトマットHDは、原色を忠実に再現し、明るいシーンは、明るく暗いシーンは暗く表現します。
シアター専用ルームといっても、壁、天井が白っぽいのであれば、迷光などが発生しやすい状態ですので、その場合は、シアターマットHDをおススメします。
「シアターマットHD」はシアターハウス社が独自に開発した映画鑑賞に最適のスクリーン生地です。弊社では、生地の発色性・平面性を最適化するために何度かスクリーン生地のバージョンアップを繰り返してきました。
そして2004年4月から生産分のものを「シアターマット」と呼称しており今回新たに「シアターマットHD」が開発され2007年5月から販売開始となりました。「シアターマットHD」は「黒の沈みと原色の鮮やかさ」をバランス良く映し出し可能な限り自然な映像を得る目的で開発されました。
シアターマットHDとはシアターマットHDとは簡単に説明すると多少グレーがかったスクリーンの事です。 ただしグレーと言ってもホワイトにかなり近いグレーなので明るい部屋で見ると ホワイトにしか見えません。何でシアターマットHDがいいのか、ホワイトマットHDでも 別に変わらないんじゃないのと疑問に思う人もいるでしょう。
なぜグレーがかかっているのかなぜシアターマットHDがあるのかというと美しい映像の1つの条件として黒を いかにきれいに黒らしく表現できるのかというのがあります。以外にも映画というのは 暗い場面が多いのです。つまり映画を見るなら黒の表現力が重要なのです。
しかし何百万円というプロジェクターでも黒の光を映しだす事は出来ません。黒い光というものはこの世には 存在しないからです。じゃあどうやって黒を再現するかというと黒色は部屋の環境、つまり部屋の暗さにより 再現する事が出来ます。しかし夜、部屋の電気を消してもスクリーンに映る映像により、天井や壁が明るくなり それがまたスクリーンに戻り黒を浮かせてしまいます。これが迷光という現象です。リビングシアターの場合、 これはある程度逃れようがないのが現実です。
そこでどうやったら黒の表現を良くできるかという事でシアターマットHDがあるのです。スクリーンの色をほんの 少しグレーにする事で黒が沈み、黒がより黒らしく再現できるようになりました。黒を沈めると明るい部分も若干暗く なる傾向にあるのですが生地の改良を重ね、一定の明るさを確保しつつ黒を沈める事が出来るシアターマットが誕生しました。